忍者ブログ
気ままに日常などをつらつらと。 Since 07/06/25
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


 さまざまな思考を経て得た結論。(うだうだ書いてたのが消えました;涙)

 1.預言は「事実」であり、科学的なものだ。
 2.預言を信じるという教義から道徳的価値観が生まれるとは思えない。
 3.預言に従うという教義に従うことによって得られるものが「未曾有の繁栄」と即物的すぎる。

 以上の結論から、新たに追加することにした設定
→ローレライ教団は他の土着の民間宗教を吸収して発展した。
 ここからその民間宗教における「神」の存在が預言の背後に存在することになる。ローレライ教団は土着の宗教を吸収、というよりは土着の宗教の教義の一部となった。なのでその土着宗教の道徳的価値観や精神的報酬が存在し、上記の結論でも矛盾はないとみなせる。が、時代の経過とともに教義の重要性が預言重視に逆転していった、というのはどうだろう。
 現在は科学技術の発展と共に大衆の宗教離れがすすみ、現代の日本人のように本来の宗教自体はさほど信じていなくとも無意識のうちに預言には従うべきだという刷り込みがなされた人間が多数生まれることになる。

・なんで宗教団体が軍なんか持ってるんだ
 一応ローレライ教団は国のようなものなので、ダアトの治安維持や独立を保つために存在しているのではないかと思う。国防上で必要な軍事力。

・キムラスカもマルクトも国教がローレライ教ではないの?なんでダアトが独立?
 カトリック圏とバチカンの関係のようなものかも。問題はバチカンが軍事力も政治的影響力もあるということだろう。
 よってダアトには敬虔なローレライ教信者と、一部の敬虔ではなく名目上ローレライ教団員となっている信託の盾騎士団員がいるのではないかと思われる。モースやトリトハイムさんなんかは敬虔なんだと思うけど、他のゲーム中に出てくる信託の盾は信仰心なさそう。ああ、ライナーは別ね。ダアトが信仰心が無くても優秀な人材を集めようとして、そういった人材を信託の盾に突っ込んでいるとか。ディストみたいに。そういう方針を始めたのは被験者イオンだったとか。だから一般教団員からはあんまり好かれていないとか。どうだろう? 楽しいかも。ダアトには警察は無くて、信託の盾が警察代行もしていたら面白いなぁ。
 ちなみにキムラスカやマルクトはローレライ教信者が多いだけで他の少数派の宗教者もきっといる、はず。当然貴族とかにも信者はいるわけで、その中でピオニー陛下はさぞかし異端だったに違いない。

 ここまで考えると、ローレライ教団の宗教組織っぽくないところは「国家だから」と考えるとある程度納得がいくかもしれない。

・ここまでの追加設定を踏まえてローレライ教団の勢力を考えてみる。
 大詠師派と導師派に分かれるわけだが、おおざっぱにわけると導師派が改革派で大詠師派が保守派。
 導師派は宗教改革みたいなものなのだと思われる。ここからカトリックとプロテスタントみたいに分裂したら楽しいなぁ♪ ただ宗教改革は教会の腐敗を批判して生まれたものだが、だとすると導師派は何を批判するのか。まぁ預言に対するあり方なわけだが、こんな根本的なことをトップダウンで改革するというのは凄く不思議な気がする。
 というか、導師派の謳い文句がどう転んでもおかしくなるという話。
 まずは「預言のためなら非人道的なことをするのはおかしい」という主張だが、それでも「未曾有の繁栄」のためなら預言に従う、というのがこの教義の根本のはず。「未曾有の繁栄」を確実に手に入れるための教義が預言への服従で、預言からの解放を謳うということは「未曾有の繁栄」はいらない、ということになる。これはローレライ教団の根本を覆すことで、教団のあり方そのものを批判することになる。これをよりにもよって導師が主張するのは、正直、いかがなものかと……。まぁ、もうちょっと掘り下げた主張をすればまともになるんだろうけど。
 次に「従ったところで最終的には滅びが確定しているのです。滅びの回避のために預言に逆らいましょう」という謳い文句だった場合。事実なわけだがまずは導師の頭がおかしくなったと考えるのが自然な反応なのだろう。それが第一の問題。そして第一の問題をクリアして滅びの預言まで詠まれていると人々が納得した場合、皆導師派になると思うんだが。繁栄のすぐ後に滅びがあるのに繁栄を求めようと考える人間はいないのでは? モースなんかは繁栄が人類のためと思って預言を盲信していたわけだが、その先の滅びも事実として受け入れられたら人類のためを思うなら預言の回避に全力を注ぐべきである。こういう事情のなかで導師派の対抗勢力が生まれるとしたら、その対抗勢力は何を考えているのか、というのが疑問。
 まず一つ目が原作モースのように「預言は繁栄をもたらすものなのだから滅びなんか詠まれているはずがない」という思想。こいつらは「未来は必ず預言通りになる」というローレライ教団の根底にある思想(未来が預言通りになるから預言に従えば未来に大繁栄が訪れる)をはき違えていることになる。二つ目は「滅びを回避しない派」滅んじまえ、という考え方と、滅びを回避するのは未曾有の大繁栄の後でよいという考え方の二通り。
 じゃあ少し戻って「掘り下げた主張」について考えてみる。こっちの主張では「未曾有の繁栄」はいらない、ということになるが、ここで「未曾有の繁栄」について考えてみると、この未曾有の繁栄はキムラスカやダアトにとっては未曾有の繁栄なわけだが、マルクトにとっては全然未曾有の繁栄ではない。ここまでを主張に入れると結構まともな主張になると思うのだが。だが結局はローレライ教団を完全否定するわけで、むしろ名前を変えて別の宗教とした方がいいかもしれない。

 また未曾有の繁栄はそのまま残しておくのなら、預言の絶対性を利用して「預言は絶対で、必ず未来は預言の通りになるのだから預言に従う必要はない」というのもありじゃないかと。まぁ、「預言は本当に絶対か」という議論が残っているのだが。でもこれが一番レプリカイオンが考えそうなことである。というか、「最終的に滅びる」とか「マルクトにとっては全然繁栄じゃない」という事実を公表してしまうと原作とあまりにも設定が違いすぎて話が構築できない、というこちらの事情がある。
 私の設定からすると、預言は全然絶対ではない。俺設定での預言とは、一周前の世界で起きたこと となっているので絶対ではない。じゃあなぜ預言がよく的中するのかというと、それは「一番起こりうる未来」だから。「偶然も全て必然で、起こるべくして起こったもの」がオールドラントにおける設定なので、前の周と同じ未来が訪れやすいというのは至極当然のこと。この設定で行くと当然、一週目の世界は預言が無かったことになる。預言無しの世界が一番自然に偶然という名の必然が重なるわけで、世界は大体一週目での歴史を繰り返している。……というのが俺設定なのだが、問題は「実は絶対ではないと定義されている預言」を人々がどう解釈しているか、なんだよなぁ。
 「預言は絶対だ」と主張するときの、その主張の根拠となるものは何か。ここで他宗教からの借り物の神を持ち出してはどうだろうか。うん、そろそろまとまってきた。じゃあまとめの前にローレライ教の借り物の神についての設定を考えておこう。あ、この神の名前をローレライにするか!? やべえ楽しそう。

 実在の音素集合体を表す時は『』無しで表記して、神を表す時は『』で表すとする。
 えっと、神は7人いて、それぞれが音素集合体の名前を持っている。で、『ローレライ』が預言を作っている、というのが人々の信じている話。他にも『レム』『シャドウ』『イフリート』『ウンディーネ』『シルフ』『ノーム』という名前の神がいて、それぞれに専門分野がある、と。音素集合体の名前が先か、神の名前が先かはわかっていない。
 多神教としたのは、多神教の方が異教の神を取り入れやすいかなぁという考えのもと。日本の神道なんて国籍が豊かすぎてびっくりするよね。

 よし、じゃあ導師派の主張をまとめてみよう。
・預言は『ローレライ』の言葉である。

 だめじゃん。こうしたら預言は努力目標になっちゃうから従うしかなくなるじゃん。
 ……そっか、多神教の宗教で一神教の宗教上の言葉である「預言」をそのまま解釈するからおかしくなるのか。
 『ローレライ』は神にしては血腥いことが好きなのな……。
 要するに、神の言葉に逆らうことを正当化すればいいわけだな? 『ローレライ』の語る物語の上に「未曾有の繁栄」が存在しているわけだ。

 ……ちょっと待て。イオンはモースが惑星預言を順守するために行動していることを知っていたのか?
 原作中ではそこは触れられてないな。むしろ知らなかったとか?
 まず被験者イオンの方は惑星預言も知っていて預言に従う気ゼロ。しかも自分の死も知ってしまった。だから導師らしくもなく預言を覆すことばかり考えてた。でも些細なことでも預言はびくともしなくって、ヴァン見たいな絶望を感じて、預言を覆すための最後の一手としてレプリカ計画を持ちかけた、と。イオンの後の導師が不在であることは詠まれていたが、その後に混乱が起きることは詠まれていなかった。でも導師がいなくなれば混乱は必至、そうなれば預言の順守も大変。ここでレプリカを作ってしまえば、預言通りに(被験者)イオンは死ぬけれども導師不在の混乱は先延ばしにできるとかなんとか言って。
 そして生まれたのがレプリカイオン。なんだけど生まれて間もないから教会の考え方に馴染む前にまず一般的な道徳を身につけてしまって、しかも被験者が被験者なだけあってユリアシティや教団の預言至上主義に馴染めなくって、だから上層部はイオンを無知なままでいさせようと(体も弱かったし)惑星預言は詠ませずに飼い殺しにしていたんだけど、イオンは妙に行動力があったおかげでモースの戦争を起こそうとする行動(これを預言を順守するためだとは思いつかなかったに違いない)をなんとかして止めようとした、というのが一週目の真実かもしれない。要するに、イオンに信仰心は無かったということだ。まぁいいんじゃないか? レプリカだし。
 そうか、それに被験者イオンが集めた信仰心が見当たらない信託の盾なんかとかかわってたら信仰心なんてなくなるわな。それに自分がレプリカであることも知ってたし、自分が作られた理由も知ってるだろ。うんうん、環境が信仰心をもつことを許さなかったんだな。納得したかも。ここまでイオン考察したの初めてかも。
 モースの行動の理由を知らなかったのなら、そしてイオンに信仰心はなく、ただローレライ教団の柱として自分が必要とされていることを理解していたというのなら。イオンは信仰心など無くとも導師であろうとしただろう。でもそこでマルクトから「自分」を必要とする手が延ばされたというのなら、自分を必要とする手を自分自身で掴めるというのなら、イオンは自らの意思で協力するに違いない。レプリカは自分の生きる意味を求めていて、他人から必要とされることがそれの一番分かりやすい形だから。

 と、言うわけでイオンはマジで改革派の頭になっただけだった、ということ……でいいのかな。いいや。まぁそんな感じで。

 二週目イオンはどうするかな……。

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
[497]  [496]  [495]  [494]  [493]  [492]  [491]  [490]  [489]  [488]  [487
カウンター
勝手に応援中!

近所で活動予定のゲーム音楽オケさん。参加したいが楽器が無い!(笑)
まだまだ団員募集中だそうですので興味のある方はどうぞ。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[04/23 とうや]
[04/20 きいの]
[04/19 豆もち]
[04/18 きいの]
[04/18 豆もち]
プロフィール
HN:
きいの
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
Admin / Write
忍者ブログ [PR]