気ままに日常などをつらつらと。 Since 07/06/25
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キリスト教とローレライ教団のつながりなんかを考えて楽しく妄想しようというはなし。
・神って誰だ
ローレライ、ではないだろう。ローレライは第七音素の塊、記憶粒子の塊、要するに預言の塊。そのローレライに言葉を預けている神については、よくわからない。いるのかもしれないし、いないのかもしれない。
オールドラントと私たちのこの世界(こういう異世界の話をするときに、この世界にも名前があればいいのにと常々思う)の預言の違いは、二人がかりか三人がかりかだと思う。
聖書では、神が預言者に言葉を預ける。オールドラントではすでに第七音素が預かっている記憶を預言士が読み取る。見方を変えれば第七音素自体が神かもしれないし、第七音素は預言者なのかもしれない。
ローレライ教団において神について全く触れられていないのは、やっぱり世界観を構築した人間が日本人で、あんまり宗教には関心を持たないからだと思う。テイルズに出てくる宗教組織は大概宗教行為以外のことが目的だったりする。アタモニ神団とか、マーテル教会とか。
じゃあオールドラントの人々は一体何を信仰しているのかというと、ユリアだと思う。
・聖書と創世暦時代の共通性
聖書っていうのは一冊の本ではない。複数の本の総称が聖書である。旧約が39冊、新約が27冊から成り立っている。これらの本の中で最も古い時代について書かれているものの名前を知っているだろうか。「創世記」である。
この時点で創世暦とすこし被っている。「れ」を抜いただけだ。だが、疑問もある。
○創世歴は何故創世暦と呼ばれるのか?
だって、「創世」してないじゃない。ちなみに創世暦が終わるのは2714年(参考:PG/今更だがPGの巻末の資料の根拠はいったいどこにあるんだ?)、らしい。まず創世暦という名称がいつの時代に作られたのか、が問題。ちなみに暦という考え方自体は紀元前からも存在していて、ユリウス暦は紀元前45年から始まったそーな。
創世暦がうまれた当初から創世暦と呼ばれていたのなら、「創世」っていうのは聖書での創世と似たような意味を持っているととってもいいかもしれない。西暦をキリストの誕生年から算出したのと同じような感覚なのかもしれない。
が、なんとなくこれでは創世してから暦ができるまでが早すぎる気がする。
だからまた別の仮説を立てることにする。「創世暦という名称は新暦の導入と同時に作られた」、というものだ。外殻大地浮上を「創世」と捉えたのだ。これだと創世暦というのは「創世してきた暦」ということになる。ちょっと強引な気もするが、こういう考え方もどうだろうか。これは世界観製作者からの視点だが。
まぁ、結局のところ何故創世暦と呼ばれるのかはよくわからない。
そして旧約聖書、の話となるのだがこれはあんまりオールドラントとの関連はなさそうな気がする。
楽しいのは新約聖書だ。ユリアがキリストを意識して設定されたのは間違いない。
ユリアが比喩的に救世主であったこと。民衆から支持を受けていたこと。そのことを恐れた国がユリアを捕らえようとしたこと。弟子が裏切ったこと。罪を捏造して捕らえられたこと。などが共通点。
違うのはその先で、裏切ったダアトは自殺せず、ユリアを救出している。ユリアは死んでいないし当然生き返ってもいない。
・ローレライ教団の教義
約束された「未曾有の大繁栄」の実現のために、とにかく預言を守れ。
まぁ、結局のところ未曾有の大繁栄の続きには滅びが待っているのだが、それを知らなかったのだから仕方がない。
だが疑問なのは、
○何故滅びまでを知っていたユリアが預言を順守し、預言が成立することを望む教義を認めたのか
○惑星預言を読む能力のあったはずの歴代の導師が何故惑星預言を読まず、滅びを知らずにいたのか
○ユリアは預言で知った未来を回避するために外殻大地計画を打ち出し、人類を救った。つまりは預言を回避して人類を救ったからこそ神格化されたはずなのに、預言を順守することが信仰になったのは何故か
この三点だ。
まず二番目についてだが、これについては「一度詠まれた預言は詠みなおすことができない」というのはどうだろうか。いや、詠めるのだが「同じ文章は二度と詠めない」というのはいかがだろうか。イオンにユリアが詠んだ預言と同じものは詠めない、ということだ。預言は確かに星の記憶で未来のことを表すということになっているが、でも「未来が一通りしかない」なんてそもそも誰が決めたんだ?
三番目については結局「未曾有の大繁栄をもたらすため」なのだろう。すごく、矛盾を感じるが。
一番目は、結末を知らない民衆が預言を求めたから、ではないだろうか。戦争・エネルギー問題を解決した預言を絶対視するような風潮がすでに生まれていたのではないだろうか。それを止められなかったからこそ、ユリアは早々に歴史の表舞台から姿を消したのかもしれない。または、二千年以上も未来のことまでに責任を負いたくなかったのかもしれない。
さーて、このくらいで無駄に長い考察はおわりっ。
・神って誰だ
ローレライ、ではないだろう。ローレライは第七音素の塊、記憶粒子の塊、要するに預言の塊。そのローレライに言葉を預けている神については、よくわからない。いるのかもしれないし、いないのかもしれない。
オールドラントと私たちのこの世界(こういう異世界の話をするときに、この世界にも名前があればいいのにと常々思う)の預言の違いは、二人がかりか三人がかりかだと思う。
聖書では、神が預言者に言葉を預ける。オールドラントではすでに第七音素が預かっている記憶を預言士が読み取る。見方を変えれば第七音素自体が神かもしれないし、第七音素は預言者なのかもしれない。
ローレライ教団において神について全く触れられていないのは、やっぱり世界観を構築した人間が日本人で、あんまり宗教には関心を持たないからだと思う。テイルズに出てくる宗教組織は大概宗教行為以外のことが目的だったりする。アタモニ神団とか、マーテル教会とか。
じゃあオールドラントの人々は一体何を信仰しているのかというと、ユリアだと思う。
・聖書と創世暦時代の共通性
聖書っていうのは一冊の本ではない。複数の本の総称が聖書である。旧約が39冊、新約が27冊から成り立っている。これらの本の中で最も古い時代について書かれているものの名前を知っているだろうか。「創世記」である。
この時点で創世暦とすこし被っている。「れ」を抜いただけだ。だが、疑問もある。
○創世歴は何故創世暦と呼ばれるのか?
だって、「創世」してないじゃない。ちなみに創世暦が終わるのは2714年(参考:PG/今更だがPGの巻末の資料の根拠はいったいどこにあるんだ?)、らしい。まず創世暦という名称がいつの時代に作られたのか、が問題。ちなみに暦という考え方自体は紀元前からも存在していて、ユリウス暦は紀元前45年から始まったそーな。
創世暦がうまれた当初から創世暦と呼ばれていたのなら、「創世」っていうのは聖書での創世と似たような意味を持っているととってもいいかもしれない。西暦をキリストの誕生年から算出したのと同じような感覚なのかもしれない。
が、なんとなくこれでは創世してから暦ができるまでが早すぎる気がする。
だからまた別の仮説を立てることにする。「創世暦という名称は新暦の導入と同時に作られた」、というものだ。外殻大地浮上を「創世」と捉えたのだ。これだと創世暦というのは「創世してきた暦」ということになる。ちょっと強引な気もするが、こういう考え方もどうだろうか。これは世界観製作者からの視点だが。
まぁ、結局のところ何故創世暦と呼ばれるのかはよくわからない。
そして旧約聖書、の話となるのだがこれはあんまりオールドラントとの関連はなさそうな気がする。
楽しいのは新約聖書だ。ユリアがキリストを意識して設定されたのは間違いない。
ユリアが比喩的に救世主であったこと。民衆から支持を受けていたこと。そのことを恐れた国がユリアを捕らえようとしたこと。弟子が裏切ったこと。罪を捏造して捕らえられたこと。などが共通点。
違うのはその先で、裏切ったダアトは自殺せず、ユリアを救出している。ユリアは死んでいないし当然生き返ってもいない。
・ローレライ教団の教義
約束された「未曾有の大繁栄」の実現のために、とにかく預言を守れ。
まぁ、結局のところ未曾有の大繁栄の続きには滅びが待っているのだが、それを知らなかったのだから仕方がない。
だが疑問なのは、
○何故滅びまでを知っていたユリアが預言を順守し、預言が成立することを望む教義を認めたのか
○惑星預言を読む能力のあったはずの歴代の導師が何故惑星預言を読まず、滅びを知らずにいたのか
○ユリアは預言で知った未来を回避するために外殻大地計画を打ち出し、人類を救った。つまりは預言を回避して人類を救ったからこそ神格化されたはずなのに、預言を順守することが信仰になったのは何故か
この三点だ。
まず二番目についてだが、これについては「一度詠まれた預言は詠みなおすことができない」というのはどうだろうか。いや、詠めるのだが「同じ文章は二度と詠めない」というのはいかがだろうか。イオンにユリアが詠んだ預言と同じものは詠めない、ということだ。預言は確かに星の記憶で未来のことを表すということになっているが、でも「未来が一通りしかない」なんてそもそも誰が決めたんだ?
三番目については結局「未曾有の大繁栄をもたらすため」なのだろう。すごく、矛盾を感じるが。
一番目は、結末を知らない民衆が預言を求めたから、ではないだろうか。戦争・エネルギー問題を解決した預言を絶対視するような風潮がすでに生まれていたのではないだろうか。それを止められなかったからこそ、ユリアは早々に歴史の表舞台から姿を消したのかもしれない。または、二千年以上も未来のことまでに責任を負いたくなかったのかもしれない。
さーて、このくらいで無駄に長い考察はおわりっ。
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